糸紡ぎ

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昨日、奈良まで出向きました。

綿を綿打ちして糸を紡ぎ、それを機織する一連の作業を学んできました。

今回の講義は・・・

 1.綿のルーツ
 2.綿の育て方
 3.綿の収穫
 4.綿打ち
 5.糸紡ぎ
 6.機織
 7.古代染色(法隆寺献納宝物)

と、至極興味をそそられるものばかりで
こりゃも~私が行かねば誰が行く~~状態でしょ?(笑)

夜からはまたいつもの会議があるので
昼食と夕食を作って朝から出掛けたしだいです。

滅多に一人でこう言うのには参加しない私が
たった一人で乗り込むって~言うのは非常に珍しい話です。
どれだけ興味をそそられたかお分かりいただけますでしょうか?

「コットンとオーガニックコットンの違いは?」と聞かれて
「無農薬化学肥料を使わずに育てたコットン」と思った私ですが

本当は・・・

「コットンとオーガニックコットンの違いは
 収穫の時に枯葉剤を使うか使わないかの違い」だそうです。

それって・・・ビックリ

コットンと言えば、至極健康的な体に優しいイメージがあったのに
ギョエーーーですよね。

怖いぞ、コットン

でもね、説明なさっている方が、どーーも不慣れと言うか
ありえない説明をなさるのを聞き逃さなかった私・・・。

講師「綿は、剪定をしないと100メートルに育ちます」

P「1年草なのに、そんなに育つか」

講師「綿の種を蒔いた時、土は薄っすらかけます。
   沢山土をかけると、土の重みで芽が出ないからです」

P「って、普通でも土の重みで発芽しないぐらい土は乗せんでしょ」

講師「土は・・・指の第一関節ぐらい穴を掘ってですね・・・」

P「それって薄っすらと言うんですか???」

はぁ~素人ばかりだろうと思っての説明なのかな???
講師は数名いらっしゃったのに
誰もその間違いを指摘しない・・・ミ(ノ;_ _)ノ バタッ

糸巻きを使って糸紡ぎ・・・。
本当はスピンドルで紡ぐ方法が知りたかったんですよ。
古代はスピンドルで紡いでいたので、その方法で紡いで見たかったのですが
講師の先生いわく「羊毛なら毛が長いので利用しますが・・・」でした。
綿でも出来るはずなんですけどね。(^^;
糸巻きはお高いので、スピンドルやりたかったんです。(><)

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糸紡ぎする大きな車輪に、出来た糸を巻いてゆくのだと思っていたのですが
この大きな車輪は、糸にヨリをかけるための棒を回すための物でした。

綿打ちをして・・・海苔巻きの要領でクルクルと綿を巻いて棒状にし
そこから少しずつ引っ張るようにしながら車輪を回して綿にヨリをかけて
1本の糸にしてゆく。

素朴な作業ですが、とても難しかったです。

上手く綿打ちをした綺麗な状態なら
綿に上手くヨリが掛かりますが
最後の方になるとヨリが上手くかからなくて・・・
団子のようなつながりが出来てしまって困りました。
講師もどう説明したら良いかわからない状態で。(><)
「私の最初の時よりずっとお上手です~」
などと
ワケのわからないことを仰る・・・。。。。(〃_ _)σ∥
慰めになってないゾ!

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糸にした物で機織。

TVなどで見ていたら、至極簡単そうになさっていますが
両端を真っ直ぐ綺麗に織ってゆくのはなかなか難しいものがありました。

滑車のようなのを右から左に渡す時、同じく右足のペダルを踏む。
カタンカタンと糸を揃える時は、両足のペダルを上げる。
その反対もあり・・・で、交互に横糸を渡して行くと織りあがる。

目が粗い織りですが、綿100%だからとても温かで
肌触りが良かったんですよ・・・欲しい

ですが・・・

オーガニックコットンは、流石に手間隙かかるので非常にお高い

綿の種が沢山あるので、自分で綿を育てて絶対に紡いでやるゾ
と、心に誓ったPなのでありまふ・・・(*^^*)

で・・・最後の法隆寺の染めですが・・・
古代染めの研究者で有名な 前田雨城(まえだうじょう)氏が
法隆寺の献納宝物を復元なさった反物が間近で見ることが出来ました。
自然の染料の色合いを堪能させて頂きました。


平安時代には禁色(きんじき)だった"黄櫨染(こうろぜん)"は
綺麗な色でした。(*^^*)
天皇が即位する時に着る装束の色なのだそうです。

古代は、一反に一色を一年かけて染めた物も少なくないそうで
今では非常に手に入りにくい植物もあるとか・・・。

染めの話しはほとんど無いに等しい状態でしたが
反物の前でじっと見入っていた私だけが聞けた話でした。
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by fu-souka | 2009-10-23 20:07 | *Pの手仕事☆  

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