*遺言受け取り・・・

昨日、兄の元に駆けつけると
応急処置が終わって、もう病室に戻っていました。

兄は「身内は妹だけで、妹は遠方だから来ません」と言ってたみたいで
看護婦さんがビックリなさっていました。(笑)

遠方ったって・・・行くわよ、これぐらいの距離なら。


副鼻腔炎が原因だと思っていたのですが
実際は違っていました。


副鼻腔の癌が発見され、眼球の奥まで癌細胞が入り込んでいました。
眼の周囲にある骨の、下の骨部分はもうすでに解けてしまっていて
上の骨は薄っぺらく微かに残っているだけです。
腫瘍はすでに4cmにまで大きくなり
その影響でまぶたが腫れ上がっていました。

骨が解けたその液体は、行き場所を遮られていたので
2日間の鼻血として出ていたようです。

眼球の摘出になりそう・・・。

それぐらいならまだ良い方で
鼻や眼は、脳のすぐ側だから、脳まで癌が進行している可能性もあるわけで
細胞組織を採る手術をまずやって、それから先を考えるそうです。

副鼻腔癌の場合、5年以上の生存率が非常に低く、約10~20%と言われてショックでした。

とりあえず入院の同意書にサインをして
犬猫を三重の私に引き取って来ました。

兄が「犬猫を処分する」って言い出すんだもの・・・。

啓介@長男に電話して早引きして大阪まで車を走らせてもらった。
犬と猫は今、我が家で大人しくエサを食べてくれています。


明け方、兄からメールを受け取りました。
兄からの遺言・・・。

自分の子供たちや母、動物たちは、私に預けたので心配していないと・・・。

ただ、ガールフレンドの事が気がかりなのだとか。
彼女の相談相手になって見守ってやって・・・。
車と模型を彼女へ形見として渡して欲しい。

別れた妻の家族には一切知らせて欲しくない。
顔も見たくないので、絶対に来させないで欲しいと・・・。
(私から絶対に連絡なんてするわけないじゃん)

「女は男が思っている以上に強かだから大丈夫。
義眼になろうと半身になろうと、そんな事で愛は変わらないんだから
彼女に別れ話なんてするんじゃないのよ!ただでさえ心配で心配で
彼女はいっぱい辛い思いをしているんだから、それ以上悩ませないのよ!!」

そう打って送信をした・・・。

私には見栄ばかり張って、強がりの兄ではありますが
心根はとても線の細い、まるで女性のような人だから
兄の心の中が、病より癌より心配です。

私?

私は大丈夫ですよ。

女はね・・・強かに生きられる動物なんだから。(笑)
道化師になって笑わせる事はとても簡単に出来るけど
さよならの後、ポツンと残された兄が
もっと寂しくならないか気になる。

考えすぎだろうか・・・。
[PR]

by fu-souka | 2010-03-07 10:55 | *風想花(日記)  

<< *誤診・・・ 色々〜♪ >>