*初盆・・・

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父が他界して、早1年と約3ヶ月・・・早かったのか、遅かったのか。
すごい昔のように感じるし、ついこの間のようにも感じる。
なんとも不思議な感覚です。(^^ゞ

先日、大津で<まっか>を買い求めました。

<まっか>とは<まくわ瓜>の事で、大阪弁で言うと<まっか>となります。
黄色い、まさしく瓜の形をしています。が、これはメロンの一種でして、昔の
大阪では、夏になるとこの<まっか>と<スイカ>が店頭に並びました。
冷やして皮をむき、縦半分に切って、中の種をかきだして食べるんです。

その味は、メロンのような甘さでとても美味しいのですが、メロンほど高値で
はなく、庶民の果物でした。

その<まっか>を見た時、父を思い出しました。
別段、そんなに父とまっかを繋げる思い出などないのですが、そのまっか
を通して、小さい頃の事が思い出されて来たから、少し胸が熱くなりました。

夏の夜、ナイター中継を見ながら、ビールを美味しそうに飲んでいた事。
海へキャンプに行った時の、カーバイトの匂い。
父の田舎の、大きな大きな丼ぐらいのお握りの美味しかった事。
畑で採れたてのとうもろこしを湯がいてくれた事。
採れたての、トマトのあの青臭い匂いと、熟れた甘い味。。。

瞬時に、色々な事が思い出される。ほんの瞬きするくらいの時間に・・・。
そして、その次の瞬間、もう父はいないのだと認識させられる。

その時の、なんともいたたまれないような、せつないような・・・
口では言い表せないような感覚が押し寄せてくるんですよね。

梅干の上手い漬け方、お味噌の作り方、味噌お握りの作り方・・・。
まだまだ父に教えて貰いたかった事が山ほどありました。
元気にいつまでも生きてくれていると思っていたので、「来年にでもまた
教えてもらえばいいっか」と、気楽に思っていたし・・・。

Pの料理の味は、母からではなく、父からの方が多い事に気がつきました。
都会のお嬢様育ちだった母は、あまり料理は上手じゃなく、田舎で育った
父は、お味噌や漬物、梅干など、男なのに本当に上手だった。

父は、Pに勉学を続けさせてはくれなかった。
「女は勉強じゃなく、家庭の仕事が出来なければいけない」
そういい続けて、料理や手芸をしているPを、目を細めて見ていました。
社会に出て、悔しいと思った事は、正直言って沢山ありました。
でも、今となって(親となって)は、父は間違っていなかったのだと思います。
生活する上で、一番大切な事を教えて貰ったから。。。

そんな父の初盆。少しぐらいは、安心してくれているでしょうか?(笑)

☆今日の画像は・・・マーブルチョコレートでっす。昔、チョコレートは
とても高価でした。お小遣いで買えるチロルチョコが、なんともありがたい
ような気持ちでしたよ。(笑)
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by fu-souka | 2005-08-11 20:45 | *風想花(日記)  

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