オカのっちゃんパン
アオイ科フユアオイの変種である「オカノリ」を夏に種蒔きして育てています。
アシタバノのように、毎日葉を収穫しても、すぐに大きな葉になる。(^_^)v
植物をよくご存じの方には、ハーブの「マロウ」を思い描いてもらうとすんなり理解してもらえると思います。
マロウとは近種で、葉はよく似ています。
マロウは花が大きく(花をお茶に利用)オカノリは花が小さい(葉を野菜として利用)
オカノリの葉は、さっと茹でてごま和えか鰹節で和えると美味しい。
意外と、煮込んでも煮崩れしにくいようで、高野豆腐と一緒に甘辛く煮込んでも美味しく食べられました。(^_^)v
食べきられない分は、よく洗って天日に干し、粉に挽いてやると、綺麗なグリーンの色になる。
まるで抹茶!(*^_^*)
オカノリ、新しい植物だと誤解されやすいですが、実は古代の日本に渡来したとされ、意外と歴史があります。
流通しないのは、葉もちが良くないのと、ウェーブのある葉を洗うのが面倒だからみたい。
早春から真夏まで種蒔きして良く、収穫は2ヶ月しないでも出来る利点あり。
ヨーロッパではデザートに利用され、中国ではお茶、日本では野菜として利用されているから面白い。
夏場、青菜が少なくなる時期にあると便利です。
虫は…コナガの幼虫が、葉を丸めて住み着くので、丸まった葉を取って潰せばOK!簡単(^_^)v
肥料はほとんど必要ない。
干して粉末にしたオカノリを入れて食パンを焼いて見ました。
米パンのようにモチモチして、ヨモギパンに似ていますが、そこまで香りはしません。
トーストすると「ほんのり海苔の香り」みたいな香りになります。
昨日、Oーさんの会社の有志が送迎会を開いてくれて、その手土産に食パンを焼いて持たせました。
これが、思った以上に好評だったと聞いて、ちょっと嬉しい私。(*^_^*)
商品化の話まで飛び出しましたが、うまい話は眉唾物で聞いておきましょう。(笑)
オカノリ、花が咲き出しています。今年は種とりをして、来年に繋げたいと思います。
そうそう、効能ですが…
カルシウム、ビタミンが豊富で動脈硬化に利ありです。
これはもう少し掘り下げて調べる予定。
by fu-souka | 2012-09-30 06:59