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熱には(^_^)v

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母が昨日から寝込んでいます

一昨日の朝、な~んかしんどそうだったので
「デイ、お休みする?」
と聞くと
「しんどないよ、これが楽しみやから行く!」
と言うので、デイに行かせましたが
微熱(37.1℃)が出たらしく
夕方帰って来た頃にはグッタリ~\(・0・)/ワオ!

その日の夜、ご飯が食べにくい様子なので
ヨーグルトにフルーツを刻んで入れて与えたら
綺麗に食べてくれました。

昨日はデイがお休みだったので
一日ゆっくり寝かせていました。
胸と喉の熱が幾分あるようなので
肺炎も視野に入れて
夕方<ジャガイモシップ>を胸に貼ってやりました。

【ジャガイモシップ】

1.ボウルにジャガイモ(小でいいよ)を皮ごとすりおろし、
  唐辛子と小麦粉を加えて練り合わせ
  耳たぶよりやや軟らかいぐらいに(垂れない程度でいい)します。

2.キッチンペーパー(リードがオススメ)の半分に延ばし、
  折りたたみます。

3.それを胸や喉など、熱を取りたい部分に貼り付け
  汁が肌着に染みないようタオル、喉なら古いスカーフなどで
  カバーしてやります。

4.体の熱が取れるのと同時に、シップが熱で乾燥してカラカラになったら
  燃えるゴミとして捨てて下さい。

固まったら、石膏のようにカラカラになるから不思議~vv
私が急性肺炎になって、生死をさまよった時
叔母が民間医療の本でこれをみつけ、シップを貼ってくれたら
すっかり治って、今もこうして生きているってわけであります。(笑)

あとね。。。

喉が痛いかな?って思ったら
ハチミツ大根を舐めるといいですよ。

【ハチミツ大根】

1.消毒したビンに、サイコロぐらいに切った大根を入れて
  ヒタヒタになるくらいハチミツを入れます。

2.数時間経つと、大根がシワシワ~になって、
  ハチミツに大根のエキスが染み出てくれます。

3.そのままハチミツをすくって飲んでも良いですし
  熱い紅茶に混ぜたりすると体を温める効果もありですvv
  生姜の絞り汁を入れてもいいわね。

紅茶は、漢方で言うと<温>に分類されます。
これは、体を温める意味があり、冬には打ってつけの飲み物なんです。
ちなみに・・・コーヒーや緑茶は<冷>で、体熱を冷ます意味があり
風邪引きの時や寒い日は避けた方が言いみたいね。(*^^*)ポッ

4月頃までは寒く冷え込みますので
皆さんもどうかご自愛下さいね。
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by fu-souka | 2012-01-06 09:11 | *キラリと雑学♪  

*東風vv

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《 東風 》

さて・・・あなたはこの上の文字をどう読まれますか?

ひがしかぜ?

とうふう?

とんぷう?

こち?

松前舟が日本海を行き来していた頃
日本海側ではこの東風を<あゆのかぜ>と言いました。
(万葉の頃は、安由乃可是と書いたようです。)

 東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花
   主なしとて 春な忘れそ   :菅原道真

昔、年が明けて、最初に吹く東の風を<初東風:はつごち>と呼び
春の訪れとしたようです。

上記の菅原道真が歌ったのは旧暦の1月25日
彼は大宰府に左遷させられた時に
庭の梅の花に「私がいなくても、春の風が吹けば忘れずに咲いておくれよ」
と詠みました。
なんとも優しくそして悲しい歌ですね。

私の青春時代
Y.M.O.が大流行して、テクノポップス全盛でした。
その時、彼らが演奏していた曲で大好きだったのが<東風>。

これは<東風(とんぷう)>と、中国語読みします。(笑)

当時、まだ中国は人民服を着ていて
今思えば、時代は随分変化したものですね。
東風と言う曲を聞くと同時に、Y.M.Oの赤い人民服が思い出されます。

ちなみに、私はドラムを叩いていた高橋幸宏さんのファンでしたvv
最近俳優さんもなさっていますが、優秀なデザイナーでもあります。

東風は東から吹く強い風を言うのですが
私は毎年その風をずっと待っていました。

梅の花の咲く頃・・・梅東風(うめごち)が吹くと
不思議と体の悲鳴が収まり
床(とこ)から這い出すことが出来たからです。

夜になると、梅の香りが東風に乗って部屋まで届いてくる。
なんとも言えぬ幸せを感じたものでした。

  をちこちの 匂ひは色に 知られけり
    まきの戸すぐる むめのした風  :藤原定家

むめのした風・・・梅の下風

梅の下風とは、梅の花の下を吹いて来る東風のことです。(春の季語)
梅の花が咲く頃、まだ風は冷たくて、関西でも雪がちらつきますが
少しずつ春を感じるような、予感めいたあの雰囲気がとても好きです。

風菫の家を買った時
季節は秋でした。

梅の苔むした老木が裏に2本植わっていて
果たして花が咲くのか?と思いましたが。
翌年、ガクの緑がとても映える真っ白な梅の花が見事に咲き
懐かしい恋人に会ったような気がしました。

昨年、実が沢山・・・と、言っても30粒ほどですが出来ました。
お隣の岩ちゃんが驚いたくらい。(笑)
実が実るなんて誰も知らなかったみたいなんですよ。

また咲いてくれるかな~。

  今年(いまとし)も 枝に蕾の たわわなる
     東風待つ梅に 良事(よしごと)願ふ   :P-saphire

お粗末でした。m(_ _)m ペコリ
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by fu-souka | 2009-01-23 00:09 | *キラリと雑学♪  

*一華開五葉

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【 一華開五葉 】

<いちげごようをひらく>と読みます。

簡単に言えば・・・

「一輪の花は、五弁の花びらを開いて咲く」

花って、花びらを開いて咲き(例外はありますが)実を結ぶ。
人も、五つの心をちゃんと持たなければ、次の世代に継承出来ない。

その五つの心とは何ぞや?

1.円満な心
2.平等に拝める心
3.確かに観察出来る心
4.他の人のために尽くせる心
5.素直な心

そう、私は思います。
仏教では、また多少表現が違っていますが・・・。
(心ではなく智恵なのだと)

私はあまり<智恵>がありませんので
智恵が足りない分<心>で補わねばと、智恵ではなく<心>とします。

簡単そうに見えて、その実、とても難しいのが心ですね。

どんなに相手を思って行動しても
なかなか相手には素直に受け取ってもらえない事も・・・
いや、その方が多いか?(笑)

反対もありますね。

どんなに私を思って言って下さっていても
私が聞く耳を持てないならば・・・それは何も意味を持ちません。
苦言こそ教師だと思いますし。
自分の気づかない部分を
あえて言って下さる事に、感謝せねばなりません。

父は生前こんな事を教えてくれました。
「どんな人間でも、一つぐらいは良い事を教えてくれる」
反面教師と言う言葉がありますが、今回まさしく反面教師。
良いことばかりが教師ではなく、
悪い事を気づかせてくれるのも教師だと言うことですね。

日々、良い事の積み重ねがつくづく必要なのだと思い知らされました。

「相手の身になって考える」

これが非常に大切ですね。
相手を自分と入れ替えて考えてみれば
なんら問題はない。

はぁ~やっと一つ山を越せました。

皆さんからの沢山の言葉に、感謝です。m(_ _)m ペコリ
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by fu-souka | 2009-01-14 10:33 | *キラリと雑学♪  

* 百尺竿頭に一歩を進む

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<ひゃくしゃくかんとうにいっぽをすすむ>と、読みます。
そのまんまやん。(笑)

<百尺>と言うのは、そのままの寸法を言っているのではなく
それだけ<長い>と言う事を指しています。

<竿頭>・・・竿の先端ね。

直訳すれば・・・
  長い竿の先端まで到達しても、もう一歩進みなさい。

と言う話しなのですが
  「じゃぁ~池の中に飛び込めって言うの?」って事になりますよね。
そうじゃないんですよ~~って、当たり前か。(爆)

要するに
 「目標に向かって勉強をコツコツして、目標に到達すれば
  今度は一歩下がって後輩の育成に努めよ」と言う事。

目標に到達しただけで満足せずに、今度は後ろを向いて人のために尽力しなさい。

これね、難しいですね。

偉い先生のお話などを聞いていると、ご自分はわかっていらっしゃるから
聴衆も自分と同じぐらい理解しているものだと思い込んでおられる。
これ・・・大きな間違いです。
また、難しい言葉で説明すれば人は「あの人は難しい言葉を知っているから偉い人だ!」
なんて、大きな勘違いをします。(笑)

そうじゃない

誰が聞いても理解出来る言葉で、知らない人もいるだろうと考えて
人に話をするのが、本当に優れた人なんです。
人に物を伝える時、難しい言葉を使う必要性はありません。

私は賢くないし、物覚えも非常に悪いんです。
でも、それを自分でわかっているから、自分なりに努力します。
まだまだ竿頭には程遠くて、まるっきり届いていませんが・・・(笑)
私が学んだ事を、人に上手く伝えられるように
頭と心の整理整頓をせねばなりませんね。

頭と心の余裕。。。

いつでも持ち続けられるように。(*^^*)ポッ♪

画像・・・とても綺麗なブドウの実を見つけました。
本当に美しい色をしていました。

でもダメ!! 食べてはダメ !!

これは<野ぶどう>と言って、食べても美味しくないです。
どうぞ見ているだけにして下さいね。
山ぶどうは食べられますが、野ぶどうは食べられません。
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by fu-souka | 2008-11-28 10:46 | *キラリと雑学♪  

*金木犀の香り降る。。。

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この季節になると、沢山の良い香りに包まれる気がします。
またそれは、ノスタルジックな思い出を時に連れて来たりします。
(笑)

運動会の万国旗とクシコスポストの音楽と・・・みかんの香り

で、あったり・・・

落ち葉を掃き集めるカサコソっと言う音と・・・煙の香り

などもあって・・・

少しずつ紅葉しはじめる山の遠足の風景と・・・金木犀の香り

しばし香りを楽しみながら、懐かしい思い出の風景を歩いているような気分に浸る。

金木犀について記事を書くのに、色々調べました。
みなさん、金木犀の香りはご存知ですか?

[金木犀:キンモクセイ]

 金木犀は木の花で、小さなオレンジ色した4弁の花を沢山枝に付けます。

 原産国の中国では楊貴妃(719~756年)がこの花で作ったお酒
(桂花陳酒)を飲んでいたと言われてるくらい、古くからありました。
中国の代表的な風景を残す桂林は、この木犀の林があることから名づけられたのは有名な話し。

 中国名は桂花(グェイファー)と言い、通常<モクセイ>とは銀木犀の事を指しますが、
日本では金木犀の方が庭木として植えられることが多く、
木犀と言えば、大抵の人が金木犀をイメージなさると思います♪

 しかし、近年はトイレの芳香剤の香り付けに利用されてからは
<金木犀の香り>イコール<トイレ>のイメージが固定化してしまい、
嘆かわしく残念に思っていましたが、2000年前後から大手の芳香剤メーカーでは
金木犀の香りの芳香剤の製造をやめたそうです。v(^^)

昔は汲み取り式のトイレだったので、その臭いを打ち消すのに芳香剤の香りも強いものが好まれました。
しかし、水洗式トイレに移行して行くうちに、強い香りよりも
リラックス出来る優しい香りのハーブ(ローズマリーやミントなど)の
香りが好まれるようになったからだそうです。

  黄葉する 時になるらし 月人の 楓の枝の 色つく見れば
   (もみじする ときになるらし つきぬちの かつらのえだの いろつくみれば)

                        万葉集 巻10-2202

 木犀が渡来したのは、江戸時代頃とされていますが、一部の学者さんの中には、
万葉集にあるこの歌の<月人の楓(つきぬちのかつら)>は、桂の木ではなく、木犀の木ではないかと言う方がおられて、もしかすると、
すでに飛鳥・奈良時代に日本に渡来していたかも知れませんね。
奇しくも、万葉集が作られた時代とほぼ時同じくして、中国では楊貴妃が存在し、
桂花陳酒を浴びるように?飲んでいたわけですから。(笑)

 日本では金木犀を使ったお料理はあまり一般的ではありませんが、
中国では色々方法で食されています。その一部をご紹介したいと思います。

<桂花醤>

 1.タオルの上に、採取した金木犀の花を乗せて、
  軽く抑えて埃を取ります。(注意:決して洗ってはいけません)

 2.消毒したガラス瓶に、花を入れ、花と同分量の氷砂糖、
  最後に焼酎(又は桂花陳酒)を小さじ1ほど入れて、
  砂糖が溶けるまで冷暗所で寝かせます。

 白玉団子の香り付け、ヨーグルトのトッピング、お風呂の浴用剤、
 紅茶などに小さじ1ぐらい入れるだけで、とても良い香りがします。

<桂花茶>

 乾燥させた花と緑茶を(1:3の割合で)ブレンドして使います。

<桂花陳酒>

 乾燥させた花を白ワインに3年間漬けて作ります。

 私は桂花陳酒を、白ワインを利用せずに焼酎(ホワイトリカー)で時々作ります。
インスタントコーヒーの空き瓶に、1/3ぐらいの花と、同分量の氷砂糖、
残りを焼酎で満たすと言う、至って簡単な方法ですが、
クッキーやケーキを作る時の香り付け、ブランデーの代用として
とても便利に使っています。
これなら、少しの量で作れますしね。
そうそう、干しブドウを戻す時に、これに浸してやると、風味も増します。

【金木犀の効能】

 *目の疲れを癒し、肝臓の働きを助けると言われています。
 *キンモクセイの香りが、食欲を抑えることがわかり、
  ダイエット効果があるとされます。
 *その他・・・胃炎、低血圧、不眠などに利ありだそうです。

 香りを嗅ぐだけでもダイエット効果があるのなら・・・
トイレの芳香剤のままでも良いかも~と、ついつい考えてしまう今日この頃です。(笑)

ー「Pの飛鳥食物記」より抜粋・・・いや、ほとんどそのまま?ー
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by fu-souka | 2008-10-09 10:02 | *キラリと雑学♪  

+彼岸花・・・

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先日、飛鳥を歩いていると、土から細い茎を出して
彼岸花の蕾が沢山出来かけていました。

彼岸花は、秋のお彼岸の頃に咲く花で
一般には赤・・・たまに白があります。
オレンジやピンクのそっくりさんもありますが
あれはリコリスと言う園芸種になります。

彼岸花には色々な名前があります。

*曼珠沙華(マンジュシャゲ または マンジュシャカ)
*死人花
*幽霊花
*地獄花

など、どうも日本では良いイメージを与えられない名前ばかり。

しかし、お隣の国韓国では<相思華>と言われます。
その由来は、花が咲く頃に葉は出ず、花が終わる頃に葉が出ることから
「葉は花を思い、花は葉を思う」と言われるようになり、この名前が付きました。

「彼岸花より曼珠沙華の方が素敵な呼び名よね~」

そんな話を良く耳にします。
元々、曼珠沙華と言うのは、仏教の梵語<マンジュシャカ>を漢字にあてたもの。
しかし、仏教で言われる曼珠沙華と言う花は、白くて清らかな柔らかい花とされ
彼岸花の姿とは似ても似つかないのが不思議です。(笑)

学名は<Lycoris radiata>
この Lycoris:リコリス とは、ギリシャ神話の海の精の一人(Lycorias)の名前です。

昔、私の実家の側に流れていた小川の傍に沢山の彼岸花が咲き
とても綺麗で、私は花束のように抱えて家に帰った事がありました。
しかし、それを見た母は怪訝な顔をして
「捨てといで!毒やからあかん!」
って言った事を今でもしっかり記憶しています。
その時、こんな綺麗な花に毒があるのか?と思いましたが・・・。

彼岸花は鱗茎にアルカロイド(リコリン)を多く含む有毒植物。
茎を切った時に出てくる白い液体に毒があったんですね・・・。
食べると吐き下しを起こし、酷い場合神経麻痺から死に至ることもあります。

しかし、戦時中の食糧難の時代、根には豊富なデンプンが含まれているため
毒抜きをして食べたそうですが、毒抜きが不十分だと上記と同じ事になりますので
ここでは毒抜きの方法を書かずにおきますね。(笑)

毒であると同時に、石蒜(せきさん)という生薬名でもあり
利尿や去痰作用があるのですが、民間療法として用いるには怖い植物です。

元々は中国原産のお花で、日本には稲が伝来する時に
一緒に海を渡って来た史前帰化植物といわれています。

三倍体(いわゆる奇形種)なので、種は出来ません。
なのに、なぜ日本全国に広がってしまったのか・・・。

それは、<彼岸花の毒性>に着目されたからです。
飛鳥の棚田など、田畑の畦(あぜ)に沢山この花が咲くのは
田畑の畦にこの花を植えておけば、毒性を嫌ってモグラやネズミなど
有害動物が田畑に入って荒らさないからです。

また、お墓にも咲いていますよね・・・。

それは、昔、死者を葬るすべは、風葬や土葬だった為
虫や動物が死体を荒らさないようにとの思いもあったのでしょう。

それらの事柄で、どうも日本ではあまり良いイメージがないのでしょうね。

万葉集には<いちしの花>として登場しています。
(ただし、人によっては、違う花だろうとも言いますが・・・)

  道の辺の いちしの花の いちしろく
   人皆知りぬ 我が恋妻は   (巻11-2480) 作者:柿本人麻呂

訳:道端のいちしの花(彼岸花)が目立つように、
   私の妻への恋心もみんなに知れ渡ってしまいましたよ。

なんとも素敵な歌ですね。
いちしの花ではありませんが、小倉百人一首にも似た歌があります。

  忍ぶれど 色に出りけり わが恋は
   物や思ふと 人の問ふまで         作者:平兼盛

訳:誰にも言わずに秘めていた私の恋心は、とうとう顔に出てしまったのか
   「恋をしているだろう」と、人が問うまでになってしまった。

彼岸花が咲いているのを目にした時、
そんな話があったっけな~♪と、思って頂けたら幸いです。
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by fu-souka | 2008-09-15 11:10 | *キラリと雑学♪  

+月は青天に在り、水は瓶に在り

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<月は青天(せいてん)に在(あ)り、水は瓶(へい)に在り>

月は淀みなき空に在り、水は瓶に在り

ありのままの姿が大切・・・そう言う教えなのです。

月が空にあるように、水は瓶にあるように・・・
人もまたありのままの姿で立つ事が大切。
そうあらねばと思う、今日この頃です。

偽りの姿は、どこかボロが見え隠れ。
張りぼては、裏に回ると分かるのと同じですよね。(笑)

今の自分の姿を、心の鏡でじっくり眺めてみる。

真っ直ぐ前を見つめられるか?
淀みなき眼で見つめられるか?

私ぐらいの年齢に達すると
<死>を考えることがあります。

後ろを振り返った時
良くも悪くも<自分の気持ちに>嘘や偽りがないようにと
思うこともあるわけです。

*--**--**--**--**--**--**--**--**--**--*

今日ね、両槻会のメルマガが発行されました。
その中で、私がどんな話をしているのか・・・
お試し?ではありませんが、ここにコピペさせて頂きます。
難しい話はしていませんよ~難しい話は頭が痛くなるし。(笑)
身近な植物と活用など、私の経験なども交えて書かせて頂いております。
何かのご参考になれば、幸いです。

*--**--**--**--**--**--**--**--**--**--*

<蓮の葉、芋の葉>

  お盆休み、みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか?我が家のお盆は
 13日のお迎え火から始まり、15日の送り火で終わりました。仏様に短い
 この世の時間をゆっくり楽しんで頂くため、期間中お仏壇の前に盆棚を設え、
 三度三度炊きたてのご飯と一汁一菜、そして温かいお茶をお供えします。
 13日のお迎えには<迎え団子>平べったく作った黄な粉餅をお供えします。
 そして、送る時は<送り団子>白いままのお餅と<白蒸し:しらむし>もち
 米と黒豆を蒸して、蓮の葉に包んでお土産としてお供えします。実はこの白
 蒸しを乗せる蓮の葉は古代からお皿の役割を持っていました。これは日本だ
 けではなく、中国にはおこわを蓮の葉で包んで蒸した<荷葉飯:かようはん>
 と言う物があります。蓮の葉に包むことにより、蓮の良い香りがおこわに移
 り芳しいご飯になります。<荷葉(かよう)とは蓮の葉の意味>
 
  その蓮の葉ですが、いつ頃から使われるようになったのか・・・実は、万
 葉集にも何首か掲載されていて、その頃から蓮は良く知られた植物だった事
 が伺えます。その中に面白い歌を作ると言うので何度かご登場頂いている長
 意吉麻呂さんも、蓮の葉を入れて歌を詠んでおられますのでご紹介したいと
 思います。

  蓮葉(はちすば)は かくこそあるもの 意吉麻呂(おきまろ)が
    家なるものは 芋(うも)の葉にあらし  巻16-3826

  万葉時代、宴席で出されるお料理は、蓮の葉に乗せて出すのが高級官僚の
 慣わしだったようですが、下級官僚たちには高級すぎて利用出来なかったの
 で、よく似た芋の葉を利用したと言う歌です。現代では<芋>と言えばジャ
 ガイモやサツマイモを思い浮かばれるでしょうが、ジャガイモもサツマイモ
 も1600年頃の伝来で、万葉時代の<芋>とは稲作より早く伝来した宇毛
 (ウモ:里芋)か日本の野生種である夜万乃伊毛(やまのいも:山芋)の事
 になります。山芋の葉は人差し指ぐらいのハート型をしていますので、とて
 もじゃないけれどお料理は乗りません。従って、里芋のことを指します。蓮
 の葉はやや円形に近く、里芋はやや細長いハート型をしていますが、とても
 良く似た柔らかさを持っています。家芋(イエツイモ)とも呼ばれる里芋は、
 結構どこでも良く目についたであろう事から、貴重で高級だった蓮と対照に
 どこにでもある里芋の葉を使ったお料理は粋(いき)じゃないと言われたそ
 うです。その頃から粋じゃない人を「イモ」と表現していたらしいと、廣野
 卓氏は「食の万葉集」の中で書いておられます。

 蓮の葉・芋の葉  
 
  現在も蓮の葉は高級品で、特にお盆の頃はとてもお高いですが、里芋の葉
 を利用することはほとんどなくなりました。しかしながら、里芋は今も昔も
 身近な食材であり、茎はズイキとしても利用され(一部利用できない種もあ
 る)乾燥させれば長期保存が可能で、カリウム、マンガン、カルシウムが豊
 富に含まれています。また、干すことによりそれらを凝縮させる事が出来る
 とされています。戻して煮た物はお乳の出や子宮の戻りも良くすると言われ、
 産後すぐから良く食べさせられました。(笑)高血圧の改善、筋肉機能や心
 臓機能を調節する役目も担っていますので、季節が夏から秋に気温の変化が
 ある今の時期にはどんどん取り入れたいものですね。

 ━━━◇『A misty rose

両槻会のメルマガは、両槻会HPにて申し込み出来ます。
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by fu-souka | 2008-08-22 21:08 | *キラリと雑学♪  

* 馳走とは・・・

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私は、小説をあまり読んだことがありません。
どちらかと言うと、エッセイが好きなんです。
作り話より現実・・・ではありませんが
人のエッセイを読んでいると
さまざまな暮らしのヒントが隠されていて
本を開くたびに、何かしら新しい発見があり
なんとも嬉しくなるんです。

かと言って、どんな方のエッセイでも良いとは決して言えません。
エッセイでも、人となりがとても出るんですよね。

それは、ネット社会でも同じ。

どんなに綺麗な言葉を連ねて
どんなにお上品にしていても
どこかしら言葉の端々にその人となりが出る。

ネットを長い間やっていると
多少なりともそれがわかってきます。

それと同じで

エッセイにも、文章の端々にその方の姿が
垣間見えてくるので、気に入った人の本はそれこそ
薄くなるまで何度も何度も読み返しています。

かと言って
あまり頭には入ってないのですけれど。(笑)

私はいつも、夜寝る前に本を読むのが常です。
だから、お気に入りの本が枕元に山積みになっています。
いつでも気が向いたら引っ張り出して読める利点。
しかし、見た目は良いものではありませんね。

先日、水上勉さんの<土を喰らう日々>と言うエッセイを
読んでいて「馳走」と言う言葉の意味を知りました。

ご馳走・・・お客様にお出しする豪華な食事

そう思っていました。
我が家はお客様へお出しするお料理は
決して煌びやかではありません。
家族と同じ物を食べて頂くのがモットーです。
まぁ、お金がありませんので、お出ししたくとも出来ないのが正直な話ですが。(笑)

<馳走:ちそう>とは、禅の言葉だそうです。

馳(は)せ走る・・・お寺の境内を走り回って、旬の食材を得る。
いわゆる季節物ですね。

さしずめ我が家の畑ならば・・・
6月ならジャガイモ、豆、たまねぎでしょうか。
7月なら茗荷、枝豆、トウモロコシ。

何も無い時は、梅干やお漬物、乾物などを調理します。

旬の採れたての食材・・・実はこれに勝るご馳走はないんです。

旬の物は、甘みも深くて色鮮やか、香りも新鮮ですね。
目で楽しみ、香りで楽しみ、味わってこそのご馳走。

気負いして、疲れてしまってはつまりません。

「普段着のような食材ですが、一緒に食べて行って下さいな。」

そう気軽に声をかける。
相手も気楽に「じゃ~頂きます」と言ってくれる。

それが嬉しくて、また<馳走>をしたくなるんです。(笑)

豪華な食事・・・素人には無理ですもの。

ありふれた食材ですが、心だけは込めて・・・。

先日、可愛らしい種に出会いました。
何の種だと思います?

実は・・・ゲンノショウコ

クルリンと反った形がなんともユーモラスじゃ~ありませんか。
こんなのを見つけた日は、なんとも幸せ気分に浸ってしまいます。
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by fu-souka | 2008-07-02 21:40 | *キラリと雑学♪  

*我が名は<落とし文>

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バラの葉に、面白いものがぶら下がっていました。

これ、何かわかりますか?

実は、バラの葉を綺麗に丸めた物です。

葉を巻いて中に卵を産む昆虫(オトシブミ)の仕業なんですよ。

私ね、どんな虫なのか知らないんです。

でも、今年初めてこんなのがいくつか見つけました。

面白い事に、そのバラ(マダム・アルディ)
昨年は無数のアブラムシやチュウレンジバチにやられて
無残な葉と蕾をしていました。

今年はとても綺麗なんです。
アブラムシもほとんど見かけません。

その分、このオトシブミが・・・。

古来の人は、書いた手紙を
届けたい人の家の近くの路上に落としてゆく
置手紙のような事をしていました。
それを「落とし文(おとしぶみ)」と言います。
その落とし文に似ていることから、オトシブミと言う名前に
なったと言う虫。

それが、じっくり見るとね、本当に綺麗に筒状に丸められてるの。
しかも、同じ大きさだから驚き

申し訳ないけれど、すべて毟り取って、ポイしちゃったので
孵化することはありません。
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by fu-souka | 2008-05-19 23:33 | *キラリと雑学♪  

芹:その緑麗しvv

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山の畑も、風菫の裏庭も・・・湿気が多いんです。

でもね・・・

そんな湿気をとても喜んでくれる植物があります。

【 芹:せり 】セリ科 セリ属

お正月頃、湿気のある裏庭のあちらこちらから
淡い緑の綺麗な新芽が出始める。
朝霜に濡れた草むらの中に手を突っ込むと
射すように冷たさが全身を駆け巡り、つい身震いをしてしまい
思わず手を引っ込めて、エプロンで手をぬぐう。
それでもまた手を草むらに突っ込んで
1本・・・1本・・・と芹の根元に爪を立ててちぎる。

お正月も三日目になると、お雑煮にも飽きられてしまうので
私は朝一番に芹を摘み取って、朝のお吸い物の具にする。

湯気の立ち上る味のついたお吸い物に、切った芹をいれると
独特な香りが尚一層鮮やかに感じる事が出来る。
あまり長時間煮てはいけない。
芹を入れて沸騰が鎮まり、しばらくしてまた沸騰しかけたら火を止める。
それで充分・・・。

今の季節、田に水を入れる頃には
芹もすっかり大きくなり、すき焼きに入れるのに丁度良く
二握りほど採取して、鳥なり牛なりと煮る。
ここでも煮すぎてはいけない。さっとくぐらす程度がシャッキリ美味い。

と、そんな事を書くと、芹だと思い込んで毒芹を摘み取ってしまうからご注意を。

*--*--*--*--*--*--*--*

【 芹と毒芹の見分け方 】

1.根茎を引き抜き筍状の節が、あればドクゼリ
2.葉のにおいを嗅ぐ、青臭いにおいがして、セリのにおいがしない場合はドクゼリ
3.葉っぱの先端が尖っているのがドクゼリ

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芹は万葉集にも歌われている、日本古来の植物です。

葛城王が・・・

「あかねさす 昼は田賜(たた)びてぬばたまの 夜の暇(いとま)に 摘める芹子(せり)これ」

と、摘み取った芹にこの歌を添えて、薩妙観命婦(さつのみょうかんみょうぶ)に贈っているんです。

あかねさす・・・は、枕詞で、茜色(当時は朝日を連想した)で昼や日に掛かる言葉。

昼間は忙しく田を分ける仕事をし、夜の手すきにあなたへ芹を摘みましたよ。どうぞ味わって召し上がって下さい。

と言っているんです。で、貰った命婦がその歌に返歌をしています。

「丈夫(ますらを)と 思へるものを 大刀(たち)佩(は)きて かにはの田井(たい)に 世理(せり)ぞ摘みける」

あなたを立派な武士だと思っていましたが、大刀を腰におつけなって、田で世理などを採っておられたのですか。

なんと皮肉と言うか、胸に五寸釘を打ち込むと言うかね・・・。
今も昔も、女性は強かったのかも知れません。(笑)

ここで「チョット変」って思われませんでしたか?

セリ・・・芹、芹子、世理
同じ言葉で3種類の漢字がありますよね。
この違い、よく分かりません。

【 セリの名前の由来 】

1.一ヶ所で競り合って育つからセリと言う名前になった
2.迫るように生えるから<せまり>から<せり>となった
3.噛むと<セリセリ>と聞こえるから<セリ>

など、色々あります。
もしかして、男性と女性では書く文字が違っていたのでその辺りの違いかな?
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by fu-souka | 2008-04-16 23:58 | *キラリと雑学♪