*マディソン郡の橋を観て・・・
映画を観終わった後、あれこれと映画について話し合うのは、楽しみの一つ。
なのに・・・今日は<マディソン郡の橋>を観て、O-さんと言いあいになった。
主人と子供たちが、牛を品評会に出場させるために、4日間家を空ける事になり、
その4日間の間に、奥さんが橋を撮影に来たカメラマンと愛し合ってしまう。
単純に言えば<不倫の話>と書かれてしまうだろうけど、Pは彼女の気持ちが
とてもよく理解できる。家庭にこれと言って不満はないけれど、何か満たされない
気持ちがある彼女。カメラマンを橋に案内した事から、発展してゆく二人の心。
たった4日間で、そこまで愛し合えるのだろうか?愛し合うには時間なんて関係
ないのかもしれない。
彼女は家庭を捨てて彼と行きたかった・・・正直そうなんだと思う。でも、彼女は
カメラマンに言う「家庭を捨ててあなたについて行っても、きっと家族への思いを
引きずって生きる事になる。その時、きっと私はあなたを責めるでしょう。」
カメラマンは彼女に言う「初めて言う言葉だが、この愛は最初で最後の確かな
愛だ」と・・・。彼女は「あなたを愛した日々があるから、これからも生きて行ける」
と・・・。
結局、お互い離れ離れになる事を選択する。
しかし、死ぬまでお互いを忘れることなく、愛し続けた。
彼女は遺書の中で子供たちに言う「生きていた間、私の人生はあなた達に
捧げた。せめて死んだ後は、彼と一緒にさせて欲しい・・・あのマディソンの
橋に撒かれた彼の灰と同じように、撒いて欲しい」
O-さん:「主人の気持ちはどうなる!!馬鹿げた話だ!!裏切り続けたんだ
ぞ、家族を!!」と、怒った。
P:「結局、ご主人が亡くなるまで看病してあげたんだからいいじゃない。
彼女も一生苦しんだと思う。」
O-さん:「主人は妻を信じて家を空けたんだぞ、その気持ちはどうなる?
浮気をしたんじゃなく、本気になってたんだぞ。」
P:「浮気よりもずっと良いと思うけど!?Pなら、浮気は嫌だな~。本気で
女性を愛して、そうなったら仕方ないと思うけど。だって、Pよりも素敵だ
から本気になるわけでしょ?」
O-さん:「そうなったら離婚だろう?」
P:「離婚でも、仕方ないと思うわ。もしそうなったら離婚してあけるけど♪
彼女は離婚を選ばなかった。その代わりに十字架を背負って行き続け
たワケよね・・・。ある種、相当の覚悟と精神力が必要だと思う。」
単なる体だけの付き合いって、好きじゃないな~。
「好き」だという感情もないのに、浮気なんてするべきじゃない。
それなら、「本気で相手を愛してしまった」って言ってくれる方がずっと気分
がいいわ。って思うPは、変わってるヤツかな~(^^ゞ
彼女は、彼と暮らしてもきっと心に十字架を背負う事になるし、家族と暮ら
しても十字架を背負う事になる。どちらを選択しても十字架を背負って生き
続けなければならない。そんな中で、彼が愛してくれている、自分も彼を
愛し続けていると言う事が心の支えだったのでしょうね。
ある人が先日こんな事を言った。
「浮気って、どこからどこまでが浮気ですか?」
「浮気って、相手を好きじゃないのにするのが浮気。
相手を好きになったら本気。
離婚が怖いと思うくらいなら(軽い気持ちなら)すべきじゃないね、
浮気も本気も。」
さて、あなたはどっち!?(o^-^o) ウフッ
☆本日の画像は・・・庭に咲いた<コーヒーオベーション>Miniture Rose
ですが、色が茶色に近い赤。カップ咲きで可愛いバラです♪
by fu-souka | 2005-05-30 19:44 | *風想花(日記)